懐かしい写真が出てきたので、ちょっとだけ昔話。
私がまだ23歳の頃、新卒で入社したコピー機の販売する会社を「週休2日じゃ物足りん‼」という理由で退社して、長期の休みが欲しいという理由だけで入社したのが『独立行政法人航海訓練所』です。
司厨員として雇ってもらい、船舶料理人として勤めることになります。
航海後の長期休暇を手に入れると共に、ここで料理の楽しさ厳しさを初めて体験し、5年程勤めました。
私が乗船したのは日本丸と大成丸。
日本丸は帆船でみなとみらいに旧日本丸が展示されてるのでどんな船かわかりやすいかと。
船の時の事を話すとよく遠洋漁業の漁師と勘違いされることが多いのですが、私が乗っていたのは学生さんが研修するための船なので、皆さんが想像するような過酷な経験談はほぼ持ち合わせていません。
基本出航してからは三食作って、片付けて自由時間を過ごし次の港を待つ、その日々の繰り返しって感じでした。(勤務時間はホワイト企業そのものです)
《船での自由時間の過ごし方》
だいぶうる覚えの記憶になってきましたが、自由時間の過ごし方を一つ。
まずは『釣り』です。
沖に停泊することがあり、その時はよく釣りをしてましたよ。
なぜか理由はわかりませんが、餌釣りは禁止でした。
なので釣り初心者の私には厳しいルールでしたね。
下っ端(たしかボトムって呼ばれていた気がするなぁ)は仕事で魚を触ることがなかったので、釣った魚で捌く練習もしたし、つまみを作ったりしてました。
釣りが下手だったのであまり練習できなかったけどね。